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好きなアーティストさんから、まったり日常まで。 あなたの心の隙間をお埋めし・・・(違)
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はい、ポーズ。








レスリー・チャンさんが好きです。

↑の画像は、映画ブエノスアイレスより。ファイ(トニー・レオン)とウィン(レスリー・チャン)の2ショット。
この映画、木村○哉さんが出演して話題になった映画2046の監督ウォン・カーウァイの作品。
ちなみにこの映画、撮影クリストファー・ドイルで、トニ-・レオンやチェン・チャンが出演しているところが同じ。
しかも2046はカレン・モクや、コン・リーらという香港といえばこのメンバーでしょ!といいたくなる人たちばかり。このメンバーを見ると、欲望の翼や覇王別姫(コン・リーがいるから)を思い出します。
いないのは、レスリーだけだなあって。2046にレスリーが出ていたら、本当往年のメンバー揃い踏みの勢いだと思います。だからちょっと感慨深い。
ウォン・カーウァイさんの作品は、恋する惑星もそうでしたが、非常にストーリーが分かりにくい。(笑)
なおかつ、撮影している最中にどんどんストーリーが変わっていくそうで。このブエノスアイレスも、どんどん変わっていた代物です。
そのせいもあり、大幅にカットされたシーンやストーリーがあるそうで、完全版をぜひ見たい映画です。
ちなみに↑のシーンはカットされたところ(笑)なので、映画自体には出てきません。
映画の内容としては、ブエノスアイレス(と香港)を舞台にした同性の恋人同士のスレ違いみたいな・・・(笑)

そう、副題がHappy Togetherなのに、スレ違いなんですよね・・・・。
1回目に見たときには、ストーリーがいまいちよく分からず、2回目でなんとなく分かりつつ。そしてそこで、ふと気がついたんです。一体どこがHappy Together!?と。
いや、ファイとしては、ある意味自己完結なかんじでHappyかもしれませんが、ウィンにとってはHappyじゃないし、そもそもそれでは全然 Togetherじゃないのでは?!なんて。

レスリーの演じるウィンは、気まぐれで我儘ですぐにふらっとどこかに行ってしまう、猫みたいな性格。
トニーの演じるファイは、逆の性格をしていて、いつもウィンに振り回されてケンカ。
もう2度会うものか!と決心しつつ、ウィンに初めからやり直さないか、と言われると、ついよりをもどしてしまう。
ファイは、自分の手元に置いておきたいタイプらしいのですが、ウィンはファイがどこかに行っていると気に入らないくせに、自分はすぐどこかに行く。
お互いがお互いに嫉妬しているのに、それを2人とも素直に出せないのですれ違う。
ようするに、両思いではあるんですが(笑)
この映画を見ていて、思い出したのは「夜の寝覚め」でした。
これは、大学時代に卒論テーマにした本(作品)なのですが。
中古文学です。この物語は、美人で頭もよく思慮深い女主人公と、美男子で位も高く頭もよい男主人公の恋愛話なのですが、これがまたすれ違いの物語と言ってもいいほどすれ違い(笑)
個人的には冬ソナを超えたすれ違い(爆)。両思いなのに、すれ違うという読んでいてあちこちにつっこみを入れたくなるような箇所が多々なのです。そもそも、初めに男主人公が女主人公に一目ぼれをして、その両親に結婚を依頼したときに勘違いから女主人公の姉と結婚してしまったところが第1の難関。
まあ、昔からすれ違いというのは人気だったのでしょう。(←違う)
ものすごい消化不良なかんじはするのですが、この映画のレスリーの演技は秀逸だと思います。
彼は演技の表情が良いとも評価されますが、まさにそう。
役柄としても合っていたのではないかなと。どういうストーリーが知らされずに、直前でストーリーを知らされた哀れなトニーですが(そりゃあ、突然自分の役が男と恋人同士だと告げられたら、ショックですよね)、後に彼(レスリー)との共演だったからこそ最後まで撮りつづけることができたとも言っているくらいです。
その演技は、この映画で、第50回カンヌ国際映画祭や第17屆香港電影金像奨主演男優賞、第34屆台湾金馬奨主演男優賞ノミネートという評価を受けました。

メイキング版のDVDが発売されましたが(カットされたシーンがあちこちに散らばっている)、それを見た限りだいぶストーリーが違うみたいで。
カットされた、というか、いくつものエンディング(またはストーリー)を考えていたようです。全てのバージョンを見たかったです。
映画の後日談みたいな場面も多くあり。
映画とされた所より幸せそうなシーンがあったりと、カットしないでくれよ!みたいな。そもそも映画のみ見たイメージだと、ファイの愛情(?)が薄いかんじなのですが、カットされたシーンだとファイが意外にも傷心だったりしまして、ああやっぱりウィンが好きなんだなあと思うんですよね。
個人的には、ウィンの誕生日を二人でお祝いというシーンがすきですが(これはカットされてますが)
ファイかウィンがリストカットするシーンがあったらしいとか。(おそらくファイ)
ファイの部屋に尋ねていって、死んだよと言われ(実際には助かったんですが)、平気な顔で扉を閉めた後外でひとりで泣き崩れるウィンとか。
気になる箇所は数多いのですけれども。

もちろん、ゲイ映画なので(そういう分けはあるのだろうか?)どなたにでもおすすめすることはできないんですけれど(苦笑)、今話題の監督ということですし、出演者も豪華なので見る価値はあると思います。
それで、ひいてしまっても文句はいわないでくださいね(笑)

ちなみに、彼が出演している映画で気に入っているのは(見た中で、なのですが。見た映画はまだ少ないです)、この映画と鎗王(ダブル・タップ)ですね。
これは友人にすすめたら、気に入ってくれたので人にもおすすめできます。
これはレスリーが珍しく殺人者という悪役?を演じて話題になったもの。
静かな狂気をレスリーが熱演(表現が矛盾してますが)しています。


私がれすりーこと、レスリー・チャンを知ったのは2003年4月の芸能ニュースでした。
名前はもちろん知っていました。そのニュースで、彼がいままでどんな映画に出ていたかが放映され、見たことがあることに気がつきました。
チャイニーズゴーストストーリー、見たことがありました。(1・2は主役です)
そういえば、常盤貴子さんと共演した星月童話、ニュースで見ました。
覇王別姫、CM見ました。
でもそれらがレスリー・チャンという人物であるということに全く気がついていませんでした。(笑)
その日のニュースで、顔と名前が一致しました。
ファンの人たちのパワーがすごいことに、彼はどんな人物だったのだろう?という興味が湧いていました。そこでネットめぐりをして、ファンサイトをいくつかまわりました。
どのくらい。どれほど、そこにはファンの想いがかいてあったか。読んでいて、余りにも純粋な想いたちは、ファンにもなっていなかった私にすらものすごい哀しみと前向きさを感じさせるものでした。
それから数ヶ月後、彼がアーティスト(歌手)としても活躍していたことを知りました。
それからしばらくして、彼の出していたアルバムを購入。そして、彼のファンになりました。
なので、私の彼のイメージは歌手ですね。
俳優としての彼の方が、有名でしょうが私の中では歌手。
見た目に似合わず?彼はハスキーで低音(煙草のせいかな?)なのですが、その響きが好きです。
また、演技だけではなく歌でもその表現力を発揮しています。
歌唱力については、あえてなにも言いませんが(笑)
ミディアムテンポな曲が好き。


彼のことでも。
彼の正式名称は、Lelie Cheung Kwok Wing。張國榮。
1956年9月12日生まれ、乙女座のO型。中流家庭の末っ子として生まれたそうです。両親は不仲だったそうで、その家庭環境が、後の彼にもかなりの影響を与えていたとも言われています。
香港生まれですが、イギリス留学をしている影響できれいな英語が堪能。
TV局主催の歌謡コンテスト準優勝がきっかけとなり、芸能界へ。
長い下積み時代の後、1980年半ばに『モニカ』の大ヒットによって一躍アイドルに。同時に映画俳優としても大活躍。
 1988年、人気絶頂期に突然の引退発表。その後、復帰。
演技者としては世界的にも高い評価を得ていると思います。ただ、本人は香港の俳優であることにこだわりを持ち、ハリウッドからのオファーがあったにも関わらず、アメリカに行こうとはしませんでした。
 復帰後は歌手としてもますますその本領を発揮。『'97跨越演唱會』、2000~2001年の『熱・情演唱會』ともに、オーディエンスを驚かせるようなパフォーマンスを見せています。
性格としては、躁鬱気味だとも言われていました。
ものすごいクールな部分と、子供のような部分が混在していたようです。
仕事には厳しく、リーダーシップをとっていたよう。誰に対しても、ものすごく気を遣っていたそうで、映画の撮影ではスタッフ一人ひとりにまで気を遣うという徹底ぶり。
何に対しても、はっきりと言うような人ですし、頼れるお兄さんの存在だったのかもしれませんね。
しかし、鬱病にかかっていたいたようで、2003年4月に投身自殺。
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